株で人生変えたサラリーマンブログ

株式市場の上げ下げに付き合わない株の長期投資を実践中です。趣味の車やドライブについての記事も書いています。

【長期投資銘柄の紹介】トレジャー・ファクトリーの理論株価と企業分析

 

※19年2月期 本決算を受けて記事を更新しました。

 

管理人の持ち株を紹介している記事です。

長期投資を基本としていますので、会社の将来性や決算などについて書いています。

実際の店舗を見に行った写真なども掲載していますので、ぜひご覧下さい。

 

 

理論株価と企業分析

 

管理人の持ち株の一つであるトレジャー・ファクトリーを今回はご紹介です。

このトレジャー・ファクトリーはリサイクルショップをメインの業務としている会社になります。

中古品はまだこれから伸びていく市場だと考えていますので、管理人としては期待している企業の一つです。

 

【3093】トレジャー・ファクトリー

 

 理論株価 1125円 

(理論株価はDCF法を元に独自のアレンジを加えてあり一般的な理論株価よりも低く出る傾向があります)

 

トレジャー・ファクトリーの2019年2月期の本決算が出ました。

決算については「うーん」といった感じです。細かいところは下で記事にしました。

 

このトレジャー・ファクトリーとは長い付き合いとなっていますが、ここ最近は株価も業績も伸び悩んでいます。

ただ一時の好業績はインバウンドの影響が大きく、それが剥落したために現在の居所に落ち着いているのでしょう。

この会社の力はむしろ現状が正常なのだと思っています。一時が実力以上の業績だったということです。

 

株主として見るとこの会社は成長のためのチャレンジを続けており、自社株買いなどで株主還元も積極的に行ってくれる優良企業であると思います。

今後に期待して株の保有は継続していくつもりです。

ただ、、今期も数字上の業績は悪そうですし、株価に期待出来るのは来年以降になるのかなーっと思っています。

 

管理人は現在のトレジャー・ファクトリーの業績については、踊り場に入っていると思っています。

踊り場なのか、それとも本当に業績が低迷しているのかを見分けるのは非常に難しいです。

どこを見るかは企業によって違うのですが、成長企業であれば売上が増えているかは重要な要素になると考えています。

更なる成長のための先行費用が掛かっているケースでは、売上原価や販売管理費の増加により利益だけが低下するはずです。

成長の為の投資は売上には影響しません。

そのた成長企業の売上が急低下する時には、ビジネスそのものに変調をきたした可能性が高いと考えています。

もちろんはっきりと理由の分かっている売上減については、その理由が一時的な物なのか恒常的な物なのかを検討して判断すれば良いです。

このトレジャー・ファクトリーも売上は順調に成長しています。

もちろんこれだけで踊り場と判断している訳では無いですが、一つの判断材料にしています。

 

それと管理人はこのトレジャー・ファクトリー以外に、中古品を扱っている会社としてシュッピンの株も保有しています。

この2社はほとんど同時に購入しました。

株を購入後シュッピンは業績が急回復して株価もうなぎ登りでしたが、トレジャー・ファクトリーは業績の低迷が続き株価も悲しいことになっていました。

これから両者がどうなるか楽しみです。

 

最近の決算から

 

トレジャー・ファクトリー 2019年2月期本決算

 

  (百万円)  
売上 17,737 前年比 107.9
営業利益 905 前年比 145.6
純利益 564 前年比 163.3


売上も前年に比べて増加し、利益についてはなんと前年同期比で40%超えの増益になりました。 

とくに子会社としたカインドオルの利益率が改善し、利益貢献しだしたようでポジティブです。

カインドオルブランドの出店も再開するとのことでした。

M&Aして子会社とした会社を建て直らせるノウハウをため込みつつある証拠だと思っています。

もう一つの買収企業であるゴルフキッズにも期待していきたいところです。

店舗もリサイクルショップや古着屋さんのイメージを一新して、とても綺麗で新品を販売している店と比べても遜色ありません。

 

また自社サイトのオンライン販売も前期比200%超えとのことで順調です。

このオンライン販売はトレジャー・ファクトリーの弱い部分の一つでした。

海外の店舗も徐々に収益性が向上しているようで、更なる成長への布石もしこみつつあります。

 

株価は下がっていますが、これは今期の予想が良くないからでしょう。

しかしこれは新規出店や設備投資のためのコストが原因のようで、大きな心配は現在のところしていません。

決算は全体的に良いと思いますし、今後に期待出来る感じなんですが、、

なんというか、何かすっきりしない決算だったんですよね。

決して悪くはないと思うんですが・・・

何か違和感があるような。気のせいだったらいんですけどね。

 

企業分析

 

トレジャー・ファクトリーはリサイクルショップを運営している企業です。

総合商品を取り扱う「トレジャーファクトリー」と、服飾専門の「トレファクスタイル」がメインになります。

リサイクルショップは数ありますが服のリサイクル専門でこれだけの数を展開し、利益を上げているのは珍しいと考えて注目しています。

店舗もリサイクルショップや古着屋さんのイメージを一新して、とても綺麗で新品を販売している店と比べても遜色ありません。

 

また経営目標にROEを掲げているところもポイントが高いです。

過去の経験から経営目標にROEを掲げている会社は、株主に利益を運んでくれる可能性が高いと考えています。

 

メルカリの影響について管理人なりの考察

 

メルカリなどのフリーマケットアプリが好調で、リサイクルショップの業績に影響を与える事が周囲から懸念されているようです。

しかし管理人は、その影響は限定的であると考えています。

 

もちろん中古品市場のある程度のシェアはフリマアプリが握るでしょうが、それでリアル店舗が駆逐されることは無いと考えています。

理由としてはいくつかあるのですが、一番大きいのは「メルカリ等はフリーマケットであるが故に、個人同士が直接販売に関するやりとりを行う」からです。

 

この個人間取引を煩わしいと思う人もいるでしょうし、トラブルが発生することも当然に考えられます。

それ以外にもフリーマケットですので、個人商店を開店しているのと同じような手間もかかるでしょう。

多くの差益が出るような商品であれば良いですが、少しの利益しか得られない商品は労力に見合わないと考える人も出てくると思います。

 

今はブームとなっているので多くの方が楽しんで個人間取引を行っていますが、段々慣れてくると楽しさも無くなり手を引いてしまう人もいるのではないでしょうか。

それに対しリアル店舗や企業が行っているネット通販から購入すると、こういった個人間の「やりとり」や「手間」が少なく済むので煩わしさは減ると思われます。

 

こういった理由からある程度の影響はあるが、現状では限定的であると判断しています。

ブームが去ったら一定のシェアで落ち着くのではないでしょうか。

 

どちらかというとヤフーオーションの方とメルカリはガチンコのシェアの奪い合いになり競争が激化すると思っています。

そういえば、ヤフオク!がブームになった時にも似たような懸念が出た事を思い出しましたが、今もリサイクルショップは生き残っています。

 

積極的なM&A

 

この会社はかなり積極的にM&Aを行っています。

ここ最近ではカインドオルにゴルフキッズ、直近でデジタルクエスト社を子会社化しました。

カインドオルはハイブランドな中古品取り扱い、ゴルフキッズはそのままゴルフ商品専門のリユースショップです。

 

こうしてみるとM&Aの戦略ははっきりしており、専門性の高い中古ショップを買収しています。

これは専門性の高い商品は生活用品に比べて中古品買い取りの査定が難しいと考えられ、専門商品の買い取り・販売ノウハウを取り込む為と思われます。

こういったノウハウを一から築くのは多くの労力がかかるでしょう。

それにこういった専門店には一定のファンがついていることが多いので、それをそのまま取り込む事も出来ます。

そのため1から専門店を作るくらいならば、中古の専門店を経営している会社を買ってしまうのはアリだと管理人は思っています。

ただ買収先の企業はメイン業態に比べて利益率が低いので、それを改善していけるかがポイントです。

少し前に買収したカインドオルについては、収益性が改善してきているようです。

 

ただ直近で子会社化したデジタルクエストは少し毛色が違います。

デジタルクエストはIT面に強い会社のようで、EC販売の強化に向けた買収のようです。

トレジャー・ファクトリーはネット販売面は弱いので、弱点の補強になります。

 

これらの点からトレジャー・ファクトリーはとても戦略的にM&Aを実施しているでしょう。

そのため経営陣を信頼して株主としては、じっくりと待ちたいと思います。

 

実際の店舗も見てきました

 

株主総会に出席したあと、せっかくなので店舗にも行ってきました。

お邪魔したのは足立西新井店です。


f:id:kabujinse:20190529125526j:image


f:id:kabujinse:20190529125538j:image

駅からすぐ近くの好立地。


f:id:kabujinse:20190529125635j:image

店舗の外観はとても綺麗。


f:id:kabujinse:20190529125712j:image


f:id:kabujinse:20190529125725j:image


f:id:kabujinse:20190529125739j:image


f:id:kabujinse:20190529125753j:image

店内は思っていたよりも、雑然としていました。

でもとにかくアイテム数が多い。

しかも中古品ですので、売れちゃえばそれで終わりです。

この多数のアイテムと売れてしまえば終わりなのが、会社のいう宝探し感なのでしょう。

実際にお客さんがあれやこれや言いながら、楽しそうに商品を物色していました。

 

株主優待が到着。お楽しみ要素あり


f:id:kabujinse:20190531085349j:image

トレジャー・ファクトリーの株主優待が届きました。

優待の内容は3種類あります。

  1. お買い物割引クーポン券
  2. 買取金額アップクーポン券
  3. プレゼント抽選券トレジャーロト

割引クーポンと買取金額アップクーポンは、普段からトレジャー・ファクトリーのお店を利用する人には良いですね。

なお割引クーポン券の金額は保有株式数で変動します。

  • 100株で1000円割引
  • 200株以上で2000円割引

 

トレジャーロトは当たるとギフトカードなどが貰えるクジになっています。

株主優待でクジってのは、かなり珍しいのではないでしょうか。

会社の遊び心が溢れていますね。

 

肝心のトレジャーロトの結果がどうだったかと言うと、、


f:id:kabujinse:20190531085308j:image
残念ながら、ハズレでした。

 

クジでわくわく出来るトレジャー・ファクトリーの株主優待権利確定月は2月になっています。

届くのは年により差がありますが、おおよそ5~6月頃です。

 

最後に一言

 

このトレジャー・ファクトリーは株主還元にも積極的で、自社株買いをしている事にも好感が持てます。

情報発信も積極的に行ってくれており、経営陣はしっかりと株主の方を見てくれている会社であると考えています。

業績については今期も大きな期待は出来なさそうですが、来年以降に期待したいところです。

 

更なる成長の種もしっかりと蒔いており、長期的な成長のための経営をしていると考えられます。

そのための投資が嵩んでおり、それが現状の利益圧迫要因となっているようです。

ただこれは成長企業ではよく見られる傾向です。

成長の踊り場というやつですね。

株価上昇という果実を得られるのはまだまだ先になりそうですが、ゆったりと待ちたいと思います。 

 

トレジャー・ファクトリーの株主総会に出席した記事はこちらです↓↓↓

【2019年】トレジャー・ファクトリーの株主総会へ行ってきました。目指しているのはサービス業?! - 株で人生変えたサラリーマンブログ

 

管理人の持ち株などを分析した記事はこちらでまとめてあります↓↓↓

投資・お金-企業分析・理論株価 カテゴリーの記事一覧 - 株で人生変えたサラリーマンブログ