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エレコムの企業分析【長期投資の視点から】

エレコムという会社の名前を見たことがない人は、少ないのではないでしょうか。

パソコンやスマホを使っている人ならば、気付かないうちにエレコムの製品を使っているかもしれません。

それくらいに製品構成の幅が広い企業です。

 

今回はそんな身近な製品を扱っているエレコムという会社を、長期投資家の視点から記事にしてみました。

 

 企業分析

 

エレコムはいつかの製品でトップシェアを誇っており、ブログを見て下さっている方の中でも使った事がある人が多いのでは無いでしょうか。

 

ですが実は…エレコムは工場を持っていません。

つまり自社生産はしていないんですね。

こういった企業は一般的に、ファブレス企業と言われています。

ファブ[工場]レス[無し]です。

 

ちなみに世界で一番有名なファブレス企業は、アップル社だと思います。

 

たまにアップルがiPhoneを作っていると思っている方もいますが、アップルは工場を持っていないので直接生産することはありません。

他社へ委託して作ってもらっています。

ただしアップルは少し特殊で、重要な機械等は自社で保有しており、完全に他社まかせというわけでも無いのです。

 

エレコムの強みと弱み

 

続きまして管理人が考える、エレコムという会社の強みと弱みをまとめてみました。

 

強み

 

では最初に、エレコムも含めたファブレス企業のメリットについてから始めたいと思います。

ファブレス企業の利点は、市況に合わせて柔軟に動くことが出来ることです。

自社で工場を持たないので、初期投資もありませんし、人件費などの維持費を考える必要もありません。

撤退のハードルも低くなります。

そのため、機動力が高いのです。

 

そしてエレコム独自の武器は、機動力の高さを最大限に活かしたスピードです。

 

正直なところ日本企業で、ここまでのスピード感を持っている会社はなかなか無いと思います。

もしかするとスピードがあるのはファブレスなだけでなく、権限の委譲が上手くいっている証拠かもしれません。

イチイチ上の決裁を仰がないでも、業務をすすめられるということです。

まあ、実際に社内で見たことはないので、あくまで想像ですが…

この権限の譲渡は簡単なようですが、実際にできている企業はほとんど無かったりします。

組織の問題であるため、他社がマネしようとしても難しいでしょう。

 

そしてスピードがあるだけでは、もちろんダメです。

スピードを持って企画した内容を、実現しなければ意味がありません。

エレコムという会社は企画を現実にして販売するため、提携工場や強固な販売チャネル・営業力を持っています。

これらのスピードや実現力がエレコムの競争力の源泉であり、目に見えない資産であると考えます。

どちらも築き上げるのに時間がかかる物であり、他社が真似しようとしても簡単には出来ないのではないでしょうか。

 

これから先、エレコムよりも良い製品を作れる企業は出てくるかも知れません。

しかしエレコム程のスピードで新製品を出して、販売していける会社はそうそう簡単には出てこないでしょう。

 

弱み

 

続きましては弱みについてです。

まずファブレス企業の欠点として、自社で作っていないために品質管理が難しい点があります。

実際に管理人もエレコムの製品をいくつか愛用していますが…たまに「あれ?」と思う物もあります。

全体的には高品質なんですけどね。

それはこの辺りが、影響しているのかもしれません。

 

またファブレス企業のもう一つのデメリットとして、他社で作ってもらっているためノウハウが流出したりマネされる危険性が上がります。

これについてエレコムという会社が、どのように防衛しているのかについては把握できていません。

ただしエレコムは事業領域も広く小物製品が多いので、1つや2つマネされても問題ないんじゃないかな?と思っています。

 

まとめ

 

エレコムは国内では高シェアの製品も多く、高いブランド力を持っています。

そのブランド力と既存事業からの収益を基盤として、ものすごいスピードで事業を拡大しています。

事業拡大はシナジー効果が高い既存事業の関連分野に限定しており堅実です。

そして拡大のためのM&Aも積極的におこなっています。

M&Aに関しては充分な経験を保有している会社ですので、優秀な経営陣を信頼して任せておけばいいと管理人は考えています。

 

最後にエレコムのうまく行ってない点をひとつ。

実は…海外展開がいま一つぱっとしないんですよね。

ヨーロッパでは失敗した過去をもっています。

ちなみに海外展開については、最近ではアジアの新興国を中心に進めているようです。

成功するかどうかは未知数でしょう。

ただし現状の海外事業はボリュームが小さく、業績への影響がほぼ無い状況です。

そのため海外の成否はあくまで今後の成長を占う上で、注目すべき点になってくると考えています。

 

まあ一番の問題は…色々な展開が早すぎて、自分自身がついていけないところでしょうか。

 

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