株で人生変えたサラリーマンブログ

株式市場の上げ下げに付き合わない株の長期投資を実践中です。趣味の車やドライブについての記事も書いています。

【初歩編】株式投資の企業分析を、投資歴10年超えの会社員が書いてみました【長期投資】 

 

株を買うと決めても、いくつかのハードルがありますよね。

そのうちの一つが、「どの株を買えばいいか、わからない。」ではないでしょうか。

難しいですよね。

自分も悩んだものです。

 

管理人がどの株を買うか決めるときに使っているのが、ファンダメンタルズ分析です。

ファンダメンタルズ分析とは、企業価値を評価する分析方法のことで、主に長期投資家の人が使います。

 

今回の記事では企業分析の基本として、大枠の部分をまとめました。

 

それと最後に、自分が株の購入を決めるとき、最初にしていることを記載しています。

この最初にしている事は、分析とはいえないような簡単なものです。

しかし、とてもとても大切な内容です。

 

今回は深いところまでは突っ込まず、入り口の部分だけにしてあります。

株式投資をやっていくうちに自分自身のやり方が出来てくると思いますので、最初の導入の手助けになればいいなと思っています。

 

ファンダメンタルズ分析の基本

 

はじめにですが、そもそも企業分析って、どうして必要なのでしょう?

 

それは株をやっていると、判断や決断をしないといけない場面に、たびたび遭遇するからです。

そういった状況において手ぶらでは、暗闇のなかを歩いているようなものです。

 

そのため実際の投資では、株を売ったり買ったりするための、なんらかの基準や目安が必要になります。

その目安が企業分析なのです。

つまり企業分析とは、株の世界で生きていくためのコンパスであり、地図になります。

 

企業分析は大きく分けると2つに分類される

 

企業分析の話をする前にですが、管理人は理系出身です。

そのためとくに経済学などを、学校で勉強して来たわけではありません。

それでも投資家として利益を出せているので、経済なんてわからないという人も諦める必要はないと思います。

 

勉強方法も特別なセミナーなどに参加したことはなく、本屋さんで売っている本を使って自力で勉強しました。

もちろん多少の努力は必要ですが、今から始めても充分に投資家として生きて行くことは可能です。

そのことは管理人自身が、身をもって経験しました。

 

では!

企業分析の話に入っていきましょう。

まず企業分析は、大きく分けると二種類にくくられます。

その2種類とは、『定量分析』と、『定性分析』です。

これら二つについて、それぞれ説明していきます。

 

定量分析 

 

定量分析とは業績や財務状況などの、数字に表せる部分を分析することです。

サラリーマンには馴染みがあるかもしれませんが、売上や利益・経費などですね。

 

具体的には企業が発表している損益計算書や、賃借対照表といわれる資料をみて評価します。

この2つは企業活動に関係するものですが、その他に投資用の指標もあるのです。

この投資用の指標についても、代表的なものをいくつか紹介していきたいと思います。

 

損益計算書と賃借対照表(バランスシート)

 

損益計算書と賃借対照表は、一般的に財務諸表とよばれています。

企業が決算のときに発表しているものですね。

 

1.損益計算書

『損益計算書』は、いわゆる売上・利益や経費などです。

サラリーマンとして働いている人ならば、見慣れている方も多いのではないでしょうか。

 

これらは家庭で例えると、給料や食費・家賃にあたります。

給料が売上で、食費や家賃が経費になりますね。

ようは入ってくる収入と、出ていった費用をまとめたものです。

簡単に一例をだすと、下のようなのが代表例です。

 

売上:企業が物を売るなどして得た金額

売上総利益:売上から原材料費などの原価を引いたもの

営業利益:会社が本業で儲けた金額

純利益:利益から税金などを引いて、最終的に残る金額

販売管理費:本社や支店にかかるお金や、商品を売るための宣伝費などの合計

 

 

2.賃借対照表(バランスシート)

続きまして、『賃借対照表』です。

賃借対照表は、バランスシートと呼ばれることもあります。

このデータは、会社の資産状態や財務状況を表しています。

 

自分もそうでしたが、一般のサラリーマンにとってバランスシートは、馴染みがなくて分かりにくいですよね。

でもじつは単純で、資産状況を一覧にしただけです。

家庭でいうと、貯金に、持ち家や車、ローンなどを表にした感じです。

 

現金・預金:そのまま現金や預金です。

商品・原材料:売るための在庫や、作るために仕入れてある材料

土地:土地の評価額

建物・機械:建物や機械の評価額

長期借入金:会社が銀行などから借りている金額。つまり借金

短期借入金:一年以内に返済しなければいけない借金

 

PERとPBR、ROE

 

ここからは、投資専用の指標になっていきます。

そのため普通に生活をしていると、まず縁のないものでしょう。

なかなかピンとこないかもしれません。

 

ですが難しいものではないので、株取引をやっていれば、そのうち自然に理解できると思います。

今回はそれらの投資指標の中で、代表的なものをいくつか紹介していきます。

 

1.PER

株価と利益を比較した数値。

利益からみた株価が、数字が大きくなると割高、数字が低くなると割安であることを示している。

 

個人的には、以下のようなイメージで見ています。

PER<10             割安

10<PER<20      普通

20<PER             割高

 

2.PBR

会社の資産と株価を比較した指標。

会社がもっている資産にくらべて、株価が高くなると数値があがる。

 

個人的にPBRは、あまり重要視していません。

というのも成長株を評価するには、適切ではないんですよね。

この辺りの話をするとヤヤコシクなるので、今回はしないことにします…

 

だだPBRが役に立たないわけではなく、成長がとまった会社や、業績が縮小している企業を評価するには重要です。

投資スタイルによって大切さが変わる株式指標といった感じでしょうか。

 

一般的にはPBRが1を割ると、かなりの割安とみられます。

 

3.ROE

株主のお金を、会社がいかに効率的に活用しているかを示した数値。

これ、超重要です。

ROEこそ、企業が株主にどれだけの利益をもたらしてくれるかを表しています。

 

自分は下のような感じで評価しています。

ROE<10         投資対象になりません

10<ROE<20  優良企業

20<ROE         超優良

 

自己資本比率と有利子負債÷純利益

 

ここからは、安全性分析の指標です。

ようは、会社の潰れにくさを見ています。

倒産する確率が高いか、低いかってことですね。

 

⒈自己資本比率

会社がもつ資産のなかで、自己資本がどれくらいあるかを表しています。

資金面で他人に依存しているほど、数値が低くなる指標です。

つまり借金などが多いと、数字が下がります。

 

一般的には50%以上だと、優良企業と言われてますね。

 

実のところ個人的には、あまり気にしていない指標です。

というのも、業種によるブレが大きすぎるんですよね…

同業者の間で比較するなら、アリかも。

 

2.有利子負債 ÷ 純利益

これは世間一般では、あまり使われていない評価方法です。

そのため自己資本比率などの名前がついていません。

 

有利子負債(借金)を、純利益で割ったものです。

単純に、借金を何年で返せるかをあらわしています。

 

この数値が10年を超えると要注意です。

経営状態にくらべて、借金が多すぎる危険性があります。

個人的には企業の安全性をみるときに、もっとも重要視している指標です。

 

 

定量分析に関しては以上となります。

これら定量分析は、一見すると難しそうに見えるかもしれません。

しかし勉強をすれば、ある程度は誰でも見られるようになります。

 

もちろん突き詰めると違うのでしょうが、株式投資で利益を出すのにそこまで必要かどうかは難しいところです。

実際に管理人もちょっと本で勉強したくらいですが、株で収益を上げることが出来ています。

 

定性分析

 

定性分析とは、数字には出来ない目に見えないものを分析することです。

ブランド力にビジネスモデルや市場環境、経営者の質などを評価するものとなっています。

 

はっきりと目に見えず、数値化されていないので、個人個人による差が大きいです。

好みもありますしね。

 

数値化されてないとは言っていますが、管理人は市場環境について独自に数値化しています。

そしてそれを、理論株価へと反映させていたりします。

 

ただこれは売り上げや利益のように絶対的な数値では無く、感覚的な部分をザックリとした数字に置きかえているだけです。

この辺の話をすると、かなり濃い内容になってしまうので、今回は割愛します。

 

そのためこの記事では、自分の好きな会社について書きます。

たとえば以下のような言葉がおどる企業は、たいへん好みですね。

 

  • 人間の生活に密着している
  • シェア一位
  • ニッチ
  • ストック型

 

自分の経験的に上のような項目に当てはまる企業は、株主に利益をもたらしてくれる可能性が高いからです。

そのため購入株の大半は、これらのキーワードの一つ、もしくは複数に当てはまっています。

 

また経営者にたいする評価も、企業分析には重要な項目の一つです。

しかし実際には、個人投資家が経営者を評価するのは難しいんですよね。

これについては、またいつか別の記事でふれたいと思っています。

 

定量分析と定性分析はどちらが大事?

 

さてここまで、企業分析に2種類あることを書いてきました。

では実際のところ、定量分析と定性分析って、どちらを重視するべきなのでしょうか?

 

じつはこれ、人によって違うと思います。

どちらか片方しか見ないという人は少ないと思いますので、正確には重要視する比率の違いということになるでしょう。

 

一般的なところでは、銀行などは定量分析を重視していると思います。

逆に投資家は、定性分析を大事にすることが多いと感じています。

 

理由は企業の安定性・安全性をみるのには定量分析のほうが評価しやすく、企業の将来性を検討するには定性分析のほうが重要になることが多いからです。

 

ただ定性分析は数字にならないのでピンときにくいでしょうし、最初は定量分析の勉強をしていくのがいいと思います。

そのため今回の記事でも、定量分析のほうに多くを割いています。

 

定性分析は上で記載した管理人好みの企業のように、やっていくうちに段々と自分なりの考えが出てくるのではないかなと。

 

ちなみに管理人はどちらも大切であると考えており、定性・定量はそれぞれ50:50位の比重としています。

定性分析の結果も可能なかぎり数値化して、理論株価に反映させています。

 

その会社の10年後をイメージする

 

最後に管理人が企業分析において最も重要であると考えていて、一番はじめにすることを紹介します。

内容はかなりシンプルとなっており、難しい物ではありません。

 

むしろ簡単すぎて、「あれ?」って思うかも…

でも大切なことなんですよ?

重要なものは、案外とてもシンプルで、簡単であることが多いものです。

 

では、本題に入っていきます。

管理人がある会社に投資するかしないかを検討するときに最初にすることは。

 

『その会社やビジネスが、10年後も存続しているかどうかを考える』

 

別にあれやこれやと難しいことを調べたりするわけでは無く、なんとなくイメージするだけです。

たとえば眼鏡販売の会社に投資したときは、「10年後も人間は眼鏡を使っている可能性が高い」し「それを提供する会社も必要」であろう。

といった感じで、かなり緩いです。

 

家具販売の会社であれば、10年たったとしても「人間の生活には家具が必要であろう」みたいな感じです。

ゆるゆるですね。

でもそれがイメージ出来るかどうかは、長期投資をする上でとても大切なんです。

10年後がイメージ出来ない企業の株は、買わないようにしています。

 

なぜイメージするのは10年後なのか

 

ではなぜ思い浮かべるのを、10年後にしているのでしょう?

実はそれ以上に長い期間だと、未来のことすぎて現実味がわかず、イメージが出来ないと思っているからです。

そのため想像できる限界が、10年程度かなと考えています。

 

ただしこれは、業種によっても異なるでしょう。

IT業界などでは進歩が早すぎて、5年先でもイメージがわかないですしね。

 

スマホが出てきて人間の生活を変えてしまうなんて、誰が想像できますか?

そして、スマホが10年後に残っているか分かりますか?

 

それと10年後をイメージをするのは、企業分析のためだけではないんです。

長期で株を持っていると、株価暴落など色々なことがあります。

そういった状況でも、その株の保有を継続するための心の支えになるからです。

 

 

投資初心者の方向けの記事はこちらでまとめてあります↓↓↓

投資・お金-投資初心者の方向け カテゴリーの記事一覧 - 株で人生変えたサラリーマンブログ

 

管理人の投資手法や投資に対する考え方は、こちらでまとめてあります↓↓↓

投資・お金-投資手法・考え方 カテゴリーの記事一覧 - 株で人生変えたサラリーマンブログ