株で人生変えたサラリーマンブログ

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【3079】 DVx 理論株価と企業分析

※2019年3月期第3四半期決算を受けて内容を修正しました。

 

理論株価  2410円  現在株価  1098円  

(理論株価はDCF法を元に独自のアレンジを加えてあり一般的な理論株価よりも低く出る傾向があります)

 

理論株価と企業分析

 

(理論株価はDCF法を元に独自のアレンジを加えてあり一般的な理論株価よりも低く出る傾向があります)

 

この企業は成長株投資家の間で一時期に話題となっていた銘柄です。

ただ多くの方は、すでに手放してしまっているのではないでしょうか。

 

管理人の投資方法は長期投資家の中でもかなり長く、5年~10年の保有を前提としています。

その為ビジネスの強みが失われない限り、投資を続けるスタンスであり、この会社もいまだに保有しています。

 

現在このDVxは利益率の高い製品の取り扱いが終了してしまった事で、業績的には大苦戦です。

下の方で実際の決算状況について管理人の考えをしたためました。

またこの業績の苦戦は、数年間ほど続くと管理人は考えています。

 

株価は現在も割安のまま放置です。

株価とは少し先の業績を織り込む物なので、この先数年の業績の厳しさを反映していると思われます。

 

しかし売上も成長おり、ビジネスの強みが失われた訳では無いと考えているため、管理人は今後も継続して保有していく予定となっています。

 

企業分析

 

循環器分野をメインとした医療機器の販売業者です。

不整脈事業と虚血事業の2つをが柱となっています。

 

  • 不整脈事業は医療機器が長期に渡ってのフォローアップを必要とするため、顧客が積み重なっていくストック型の側面があり比較的に安定です。
  • 虚血事業は競合品の少ないニッチトップ製品を海外メーカーから輸入販売しています。

 

ストック型の側面があったり、ニッチ製品を取り扱っていたりと管理人が好むビジネスです。

日本の高齢化が歩みを進めるとともに、需要が増える製品を取り扱っており、エリア的にもまだまだ拡大の余地があるので国内での成長余力は十分かと思われます。

 

投資先としての医療系企業

 

投資先として見た医療分野について管理人の考について記しました。

 

一般的に医療系株は景気変動の影響を受け難い「ディフェンシブ銘柄」です。

実際に景気変動の影響は受け難いのですが、日本では代わりに国の診療報酬改定によるリスクを抱えています。

今後は国の医療費も増大が予想される為に、財政面から更に診療報酬への下押し圧力が強くなるでしょう。

 

日本における医療関連銘柄は「景気変動の影響を受け難い」代わりに、こういった「政治リスク」を抱えています。

実際にDVxもこの診療報酬改定の影響を受けており、投資先としてはこうした政治リスクも十分に考慮していきましょう。

 

最近の決算から

 

H31年3月期第3四半期決算

売上    29,989百万円(前年同期比   +4.3%)

営業利益    747百万円(前年同期比  -30.7%

純利益     577百万円(前年同期比  -16.2%

 

増収は維持しましたが、かなりの減益となりました。

虚血事業において利益率の高い製品の取り扱いが終了したこと、前年には計上されていた同製品の業務委託収入が無くなったことが主な原因です。

 

通期計画は変更なしとなっています。

これは第4四半期に取り扱いが終了した製品の承認移管業務からの収益が見込まれているからとのことです。

ただこれらの収入は、継続的に発生する物では無いために来期は更に厳しくなるでしょう。

不整脈事業のほうは売上も伸びていますし、復活は翌々年移行にお預けかなと思っています。

 

セグメント別

不整脈事業

売上       前年同期比 +5.7%

セグメント利益  前年同期比 -0.4%

 

虚血事業

売上       前年同期比 -13.5%

セグメント利益  前年同期比 -35.1%

 

不整脈事業は比較的順調です。

ただ診療報酬改定の影響を受けており利益率は若干低下しています。

日本の医療業界はどうしても、診療報酬改定など国の政策の影響を大きく受けるのが厳しいですね。

 

虚血事業は第2四半期と同様に高い利益率の製品が販売終了した影響と、販売移管業務からの収益減が減少したことから売上・利益ともに大幅にマイナスになっています。

 

エリアの拡大と新製品の開拓は、販売管理費の増加から進められている様子が見られます。

業績の悪化は製品の取り扱い終了が原因であり、強力な営業力が衰えているとは見えないので管理人は今後も継続して株を保有していく事を決めました。

 ただし株価は、来期も厳しいと思われるので期待を寄せないほうがいいかもです。

 

 最後に一言

 

この会社は円高メリット株になっています。

海外メーカーから輸入販売を行っているため、円高により仕入れ価格が減る為と思われます。

 

今期の予想株価レートは1ドル110円ですので、今の円高は想定よりはプラスの状況です。

ただしずっと保有して感じるのは、実際に業績に影響が現れてくるのは少し時間がたってからになると感じます。

会社として行っているリスクヘッジによるものかもしれません。

 

また日本の医療関連会社は、診療報酬の改定等の政治リスクを抱えているので注意が必要です。

政権の状況により急激な影響を受ける可能性があります。

 

現在は業績がグズグズしているためマイナス面ばかり取り上げていますが、この会社が持つ営業力は高いと考えています。

その営業力は一朝一夕では築くことが出来ない「見えない資産」であり、簡単に他の会社が真似出来る物では無いです。

これが会社の競争力の源となっていると管理人は思っています。

その為に格別な製品と巡り会うことが出来れば、急速に業績を回復する可能性もあると考えています。

 

<この記事はあくまで個人的見解を述べているだけであり利益を保証するようなものではありません。投資は全て自己責任となってしまいます。その事をご了承頂ける方のみ御覧下さい>